梅雨どきになると室内の湿気にお悩みのご家庭は多いのではないでしょうか?

こんなお悩みを解決します。
この記事でわかること
- 湿気を対策するときのポイント
- 除湿をしないと起こるトラブル
- お金をかけない4種類のアイテムを使った除湿方法
梅雨どきになると、部屋の中がジメジメて洗濯物は乾かなく、部屋に結露が起こったり浴室にカビが生えたりなんてことがありますよね。
そんな湿気対策には
- 湿気を吸収する
- 水蒸気を減らす
- 空気を乾燥させる
この3つのポイントが重要になってきます。
エアコンや除湿器を使えば解決できるけど、お金をかけずに解決できるなら電気代の節約になりますよね。
本記事では、お金をかけずにお部屋のジメジメを解消し、梅雨を快適にのりきる今すぐ始めれる除湿方法を解説していきます。

除湿をしないとカビが繁殖
人が快適に生活するためには、湿度が40%から60%が適切といわれています。
梅雨の時期になると空気の中に含まれる水分量が多くなり、同じ湿度のときと比べて「湿気が多くある」と感じてしまいます。
梅雨時期はカビにとって絶好の繁殖条件がそろっていおり、湿気が高くなることによって様々な場所にカビが発生してしまいます。
カビの胞子を吸い込むと、気管支系の病気を誘発するなど健康に悪影響が出るほか、アレルギーの原因にもなってしまいます。また、カビが生えた空間で生活するのは気分がよくないですよね。

エアコンや除湿器を使わなくても除湿はできる!

一般的には除湿をする場合、エアコンや除湿器を使って除湿をおこないます。しかし、どのご家庭にもあるアイテムを使えば、エアコンや除湿器を使わないでも除湿をすることは可能です。
一度覚えてしまえば毎年電気代を節約することができますよ。
お金をかけない除湿アイテム
新聞紙
竹炭
ペットボトル
重曹

新聞紙を敷いて除湿
新聞紙は表面に凹凸が多く、表面積が広く湿気を吸収する力が大きいので昔から湿気取りに活用されているアイテムです。除湿効果があるだけでなく、消臭効果もあるので湿気が気になる「クローゼットの中」や「シューズBOX」に敷くと、除湿に加えて消臭やカビ防止までしてくれます。
このとき、軽くしわくちゃにしてから広げることで表面積が増え除湿効果が高まります。
湿度は下に溜まるので、新聞紙を敷いた上は除湿され、衣類にはカビ防止効果も期待できます。いらなくなった新聞紙を再利用するだけなので、お金も手間もかからず経済的ですよね。

確かに、クローゼットやシューズBOXは見えない場所なのでいいですが、リビングなど人目につく場所では使いづらいですよね。

ソファーの下やテレビ台の下など隙間がある場所や家具の後ろに置いたり、部屋で洗濯物を干すときだけ近くに置くなど工夫をしましょう。
竹炭を置くだけで除湿
昔から生活の中で使われてきた「炭」も、湿気と臭いを取るアイテムの一つです。炭には目では見えない小さな穴がたくさんあり、この穴が湿気を取り込み臭いを吸収してくれるのです。
炭の効果には湿気が多い時には湿気を吸い込んで炭の中にため込み、湿気が少なくなると吸収した湿気を放出して空間の湿度を一定に保とうとする「調質効果」があります。
「炭」には多くの種類がありますが、大きく分けると2つに分けられます。
炭の種類
木炭:木を焼いたもの
竹炭:竹を焼いたもの
除湿に向いているのは竹炭になります。
竹炭の方が木炭に比べて、目に見えない小さな穴が10倍あるといわれているからです。
ペットボトルを凍らせて除湿
ペットボトルを凍らせてトレイの上に置いておくだけで、部屋を除湿することができます。

凍らせたペットボトルを部屋に置いておくと、ペットボトルに水滴がついて濡れてしまいます。これは空気中の水分がペットボトルの冷気で冷やされて水滴に戻ったためです。
つまり、この結露こそが除湿をしたい空気中の水分というわけです。トレイに水が溜まるほど部屋が除湿されているということになります。
扇風機を使って凍らせたペットボトルに風を当てれば、効率よく結露を集めれるうえに、部屋の温度を下げる効果も期待できます。

重曹を置くだけで除湿
家庭でよく使われている重曹には「除湿」「消臭」の効果があります。
重曹には空気中の水分を吸収し固まる性質があるので、容器に入れて蓋をせずに置いておくだけで部屋を除湿することができます。
湿気を含んだ空気は低い場所に下がるため、重曹は低い場所に置くことがポイントになります。
固まってしまった重曹は、洗濯や磨き粉として掃除に使えるためお得なアイテムだといえます。
重曹がない場合、下記のアイテムでも代用が可能です。
重曹の代用品
お菓子などに入っている乾燥剤
粉末の洗剤
まとめ:お金をかけずに梅雨を快適にのりきろう

湿気対策には
- 湿気を吸収する
- 水蒸気を減らす
- 空気を乾燥させる
この3つのポイントが重要になってきます。
お金をかけずに家庭にあるアイテムで除湿をおこなう場合は
- 新聞紙は置いておくだけで湿気を吸収してくれる
- 木炭は置いておくだけで湿気を吸収してくれる
- ペットボトルを凍らせて除湿ができる
- 重曹は湿気を吸収して固まるので除湿に使える
この4つのアイテムのいずれかを活用すれば、エアコンや除湿器を使わなくても除湿することができます。
[st-kaiwa r1]身近にあるアイテムで除湿ができるなんて驚きだね[/st-kaiwa1]
