知らないと損をする!賃貸住宅の退去時費用を抑えて賢く節約!

引っ越し 節約

知らないと損をする!賃貸住宅の退去時費用を抑えて賢く節約!

引っ越しを考えているんだけど敷金って戻ってくるのかな?費用を安く抑える方法がしりたいな。

 

引っ越しを考えたとき、心配になるのが「敷金は返金されるのか」と「高額な退去費用を請求されないか」ではないでしょうか。

本記事では、賃貸住宅の引っ越しをする際にどのように「退去時費用を抑えて敷金を取り戻す」のかを詳しく解説していきます。

 

 

この記事でわかること

  • 賃貸住宅でどのような敷金・原状回復のトラブルがあるかわかる。
  • 敷金が何のための費用かわかる。
  • 原状回復とは何かがわかる。
  • 住宅設備の耐用年数がわかる。
  • 高額な原状回復費用が請求されたときの対処法がわかる。

 

損をしないためのポイントを押さえて賢く引っ越しをしましょう!

 

賃貸住宅の敷金・原状回復トラブル

賃貸住宅の敷金・原状回復トラブル

国民生活センターによると、借り主が賃貸住宅を退去する際に、ハウスクリーニングやクロス張替え等の原状回復費用として敷金が返金されない、また敷金を上回る金額を請求されたという相談が多く寄せられています。

PIO-NETに寄せられた相談件数の推移

PIO-NETに寄せられた相談件数の推移

国民生活センター「賃貸住宅の敷金・原状回復トラブル」より引用

 

敷金・原状回復トラブル事例

  • 10年以上住んだ賃貸アパートを退去したが、大家からの原状回復費用請求が高額である。
  • 賃貸マンションを解約したら、ペット特約を根拠に原状回復費用を過剰に請求された。
  • 5年間居住した賃貸アパートを退去したら、管理会社からクリーニング代や修繕費を請求された。
  • 賃貸アパートの退去時に敷金を半額返金すると聞いていたが、清掃費が追加されて返金されないという通知書が届いた。
  • 10年以上居住したペット可の賃貸マンションを退去後、高額な原状回復費用を請求された。
  • 入居時に鍵の交換代を支払っているにも関わらず、退去時にも鍵の交換代金を請求された
  • 設備品の処分費を負担させられた

このように、敷金や原状回復のトラブルで必要以上の請求を求められた方も多いのではないでしょうか。

 

それでは敷金のトラブルを避けるためには、何をすればいいのか見ていきましょう!

 

敷金ってなんのための費用?

 

敷金とは、物件を契約する際に大家さんから物件を借りるための保証金です。物件を借りた人(賃借人)が自分の不注意で部屋を汚してしまったり、設備器具を壊してしまった際に、次の入居者に物件を貸すことができるような元の状態に戻すための修繕費として使用されます。また、家賃を滞納した場合なども使われます。

民法では敷金について、「賃料その他の賃貸借契約上の様々な債務を担保する目的で賃借人が貸借人に対して交付する停止条件付きの返済債務を伴う金銭」と定められています。

一般的には、賃借人の退去後に管理会社や大家さんが現状確認をおこない、清算をおこなう仕組みになっています。

 

原状回復義務とは

敷金って何のための費用?

部屋や建物の賃借人が、契約終了時に目的物を契約締結時の状態に戻して貸主に返還すべき義務のこと。国土交通省によると「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損傷・毀損を復旧すること」と定義されています。

つまり、賃借人は、通常の使用による部屋や建物の消耗(床や壁紙の汚れ)については原則として原状回復義務を負わないが、故意や過失による消耗(故意や過失によってできた傷や汚れ、掃除を怠ったことによってできた汚れ)については原状回復義務を負うということになります。

 

具体的にどこからどこまでが賃借人の義務なの?詳しく知りたいな!

 

実際にどんなことが「普通に住んでいればできて当然の汚れや損傷」となるのでしょうか。入居者負担になる汚れや傷とはどのようなものなのか、東京都が作成した「賃貸住宅紛争防止条例&賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」の冊子(2018年5月発行版)から見てみましょう。

賃借人と大家の負担区分例

賃借人の負担 大家の負担
鍵を紛失したり破損 次の入居者のために取り換える
エアコンや給湯器などの設備 過失により破損 耐用年数が経過しているための交換
壁のクロス タバコのやに汚れや清掃を怠ったことによるシミやカビ
ビスや釘を使いクロスに穴が開いた
テレビや冷蔵庫などの設備による電気焼け
日照によってクロスが変色
床のクッションフロア 家具を引きづったことで生じた傷や凹み、 家具の設置跡
日照によってクッションフロアが変色
建具や窓 ペットによってできた傷 災害による破損

賃借人の負担項目に当てはまる場合は、敷金から差し引かれることとなります。

 

[st-kaiwa r1]賃借人の負担項目に当てはまる事が起こった場合、原状回復費用って全額支払わなければいけないの?[/st-kaiwa1]

実は、原状回復費用は全額支払う必要はないんだよ!

 

原状回復費用を全額負担するのは間違い

国土交通省のガイドラインには、経年変化・通常の使用による損耗等の修繕費用は、賃料に含まれるものと定義されています。これは、原状回復は「賃借人が借りた当時の状態に戻すことではない」ことを明確化しています。

経年劣化と通常損耗による価値の減少は、内装材や設備の耐久年数と入居年数を踏まえて考え、これをもとに、「退去時の残存価値」を割り出します。

「通常の使用」には、経年変化や通常損耗が含まれており、賃借人はその分を賃料として支払っています。賃借人が修繕費用の全てを負担することとなると、契約当事者間の費用配分の合理性を欠くなどの問題があるため、賃借人の負担については、建物や設備の経過年数を考慮し、年数が多いほど負担割合を減少させることとなります。

 

それでは住宅設備の耐用年数を見てみましょう!

住宅設備の耐用年数

住宅設備 耐用年数
壁紙(クロス) 6年
床(クッションフロア、畳床、カーペット) 6年
床(フローリング) 耐用年数なし
流し台 5年
エアコン 6年
ガスレンジ 6年
給湯器 10年
水栓 10年
高額な原状回復費用を請求された場合、必ず耐用年数と照らし合わせて管理会社や大家さんと話し合ったほうがいいんだね。
その通りです!何も知らない状態では、高額な請求が来ても減額させることが出来ないので、耐用年数は必ず押さえておきましょう!

 

では、耐用年数を超えた設備に関しては、賃借人の不注意で破損させてしまった場合でも原状回復費用はかからないのでしょうか?

国土交通省のガイドラインによると、耐久年数を超えたとしても継続して使用可能な設備は、賃借人の故意・過失によって起こった損傷・毀損に復旧が必要になった場合、その復旧にかかる費用の一部を入居者側も負担する可能性があるとしています。

まとめ

原状回復費用は全額支払いを請求されたとしても、居住年数によって減額することが可能です。

必ず各設備の耐用年数を基に管理会社や大家さんと話し合いを行いましょう。

しかし、賃貸物件はあくまで借りた部屋です。民法では他人の物を借りた場合、一般的・客観的に要求されるレベルの注意を払って使用する「善管注意義務」が生じます。耐久年数にかかわらず、注意を払って使用する義務があることを覚えておきましょう。

 

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