食費は生活するうえで毎日必要なものだから、食費は少しでも節約したいですよね。そのためには、自炊と外食のどちらが食費を安く抑えれるのか知りたいと思いませんか?

こんなお悩みを解決します。
この記事でわかること
- 1人暮らしの食費の平均金額
- 1日の自炊と外食にかかる金額
- 「自炊」と「外食」食費が安く抑えれるのはどっち?
食費を節約しようと考えたとき、1人暮らしの食費がどれぐらい必要なのか分からないと、目標設定が出来ませんよね。そのためには、自分の食費が周りと比べてどれだけかかっているかを把握することが重要になります。
食費を節約するには
- 1週間、1ヵ月の食費を決める
- 安くて栄養価が高い食材を活用して自炊
- 日持ちするレシピでまとめて作り置き
この3つのポイントを抑えることが重要になります。
本記事では、1人暮らしの食費の平均金額と「自炊」と「外食」どちらが安上がりなのかを解説していきます。

【食費】1人暮らしの平均金額っていくら?
総務省が実施した35歳未満の1人暮らしの家計調査を見ると、男性の平均金額が45,693円、女性の平均金額が35,021円となっています。
男女で1万円程の差がありますが平均すると1ヵ月の食費は約4万円になります。
男女別の食費割合
食費 | |
男性 | 45,693円 |
女性 | 35,021円 |
平均 | 35,021円 |
男性の食費が高い理由として、仕事の付き合いでの外食や、食べる量の違いや、女性に比べて飲酒量が多いことが、1ヵ月で1万円も食費が高くなってしまっているといえます。
また、1人暮らしの勤労者の平均金額が40,026円、勤労者以外の平均額金額が36,391円となっています。
勤労者と勤労者以外の食費割合
自炊(惣菜・弁当含む) | 外食 | 合計 | |
単身者全体 | 29,373円 | 10,653円 | 40,026円 |
勤労者 | 27,692円 | 16,914円 | 44,606円 |
勤労者以外 | 30,698円 | 5,693円 | 36,391円 |
この統計結果から、1人暮らしの食費の平均金額は約4万円、外食を除いた場合、3万円程になります。
地域による食費の違い
地域によっても食費の割合は異なります。総務省統計局の家計調査では、1人暮らし世帯の食費の平均金額は近畿地方が44,435円、関東地方が43,056円と大都市ほど多くなっています。
また、近畿地方と九州・沖縄地方とでは1ヵ月の食費に1万円程の差があり、地域によって金額は大きく異なっています。
地域別1人暮らしの食費
自炊(惣菜・弁当含む) | 外食 | 合計 | |
全国 | 29,373円 | 10,653円 | 40,026円 |
大都市 | 29,295円 | 11,728円 | 41,023円 |
中都市 | 30,099円 | 10,742円 | 40,841円 |
小群市・町村 | 28,803円 | 8,939円 | 37,742円 |
北海道・東北 | 28,332円 | 6,063円 | 34,395円 |
関東 | 30,370円 | 12,686円 | 43,056円 |
北陸・東海 | 28,170円 | 10,603円 | 38,773円 |
近畿 | 30,607円 | 13,828円 | 44,435円 |
中国・四国 | 28,062円 | 6,587円 | 34,649円 |
九州・沖縄 | 28,077円 | 7,736円 | 35,813円 |
食費は手取りの15%が理想!
1人暮らしの1ヵ月の食費の割合は、一般的に手取り収入の10〜15%が理想とされています。この割合は食費を考える上での目安となりますが、地域や収入によって金額の調整が必要になります。


手取りに対する食費の割合
手取り | 10% | 15% | 平均 |
18万円 | 18,000円 | 27,000円 | 22,500円 |
20万円 | 20,000円 | 30,000円 | 25,000円 |
22万円 | 22,000円 | 33,000円 | 27,500円 |
24万円 | 24,000円 | 36,000円 | 30,000円 |
26万円 | 26,000円 | 39,000円 | 32,500円 |

手取りの10%から15%はあくまで目安なので、無理に食費を削って健康に害が出るようでは本末転倒です。まずは、「住居費」「光熱費」「保険」などの固定費を見直した上で「食費」の見直しをおこなうのが良いでしょう。
自炊と外食どちらが安いの?
自炊の場合は、工夫次第で1週間で食費を3,000円から5,000円に収めることができます。
スーパーで安い食材を買って作れば、1食100円から500円で作ることができます。また、まとめて作り、お弁当にすることでより節約に繋げることができます。
外食の場合、朝食に400円のモーニング、昼食に800円のランチ、夕食に1,000円のセットなどを食べた場合には、1日2,000円以上かかることになります。
自炊と外食1日に必要な金額
- 3食自炊:1,000円以下
- 3食外食:2000円以上


簡単な料理で食費を節約
料理をするには調理器具や調味料が必要になります。一式揃えるにはお金がかかり、自炊を続けれなければ無駄になってしまいます。手の込んだ料理は、手間と時間がかかるため簡単な料理から自炊に慣れていきましょう。
食材を購入する際は、色々な料理に使えたり、幅広いバリエーションに使うことができる食材を選び、食材が無駄になってしまわないようにしましょう。
安くて栄養価が高い食材


節約の代表的な食材といえば卵です。アミノ酸をはじめさまざまな栄養素が詰まっているので栄養価が抜群です。
また、納豆や豆腐なども安い上に、たんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富でオススメな食材です。朝食に食べることが多い食材ですが、アイデア次第で様々な料理に活用することができます。
野菜の価格が高騰している時期には、いつでも安く買えるもやしや豆苗がオススメです。
安くて栄養価が高い食材
- 卵
- もやし
- 納豆
- 豆腐
- 鶏むね肉
- キャベツ
- 玉ねぎ
- じゃがいも
まとめ:節約レシピを活用した「自炊」がお得!

食費を節約するには
- 1週間、1ヵ月の食費を決める
- 安くて栄養価が高い食材を活用して自炊
- 日持ちするレシピでまとめて作り置き
この3つのポイントを抑えることが重要になります。
毎回料理をすると時間と光熱費がかかり、作るのも大変ですよね。
日持ちするレシピを活用してまとめて作り、他の料理にも活用したり、食べる際にアレンジすることで節約しながら料理を楽しむことができるでしょう。